ずっとずっと。これからも、WiLL VS。

トヨタ「WILL VS・平成15年(2003年)グレード名:1NZ-FE 1.5VVT-i 2WD・型式TA-NZE127・排気量1496cc)」。
当時、トヨタと複数の会社とのプロジェクトで「WILL」ブランドとして発売されたクルマで、ひと目見て気に入り2003年に新車で購入しました。

2004年に生産終了する前でした。デザインコンセプトが「ステルス戦闘機」ということもあり、外観が鋭いくさび形でとてもスタイリッシュです。
外観・内装ともにWiLLマークで、エンジンルーム内のエンジンカバーにのみトヨタマークがあります。なので、初めてこのクルマを見た人は外車だと思う人もいます。
内装もVSオリジナルで独特な雰囲気があります。メーター類は赤く光り、まるでステルスのメカの中にいるような感じです。

シートの形状もスペシャルな感じです。シフトレバーの形状も全くのオリジナルで特別感があり、運転席は「囲まれたコクピット感」があります。
リアサイドのウインドウが細いので光が中に入らないので妻も日焼けしないと喜んでいます。
当時の4ドアのリアウインドウは最後まで下がらないクルマが多い中で、このVSはデザインの恩恵もありますが、ちゃんと全てウインドウが下がってドアの中に収まります。
最後まで降りないウインドウが嫌いだったので、お気に入りの部分でもあります。

一見狭そうに見えるリアシートも足元が広く居住性は快適です。窓が狭い分、夏場はリアシートの方がエアコンの効きが良いです。
ハッチバックの部分はギュッと絞った形状をしていて、容量は小さめですが、家族3人で行動するには充分なスペースです。
トランクの中が見えにくいので車上ねらいにも遭いにくいかと思いました。リアシートの背もたれも2分割で倒れ、荷室スペースは広々とします。
難点としてはリアのウインドウが狭いので後退する時は気を使います。エンジンは1,500ccで、私は飛ばすことをしないので必要にして充分ですし燃費もそこそこです。

ストレスを感じたことはありません。それ以外はほぼ全てに満足しています。
購入してから15年になりますが、車検ではタイヤ・オイル交換以外に部品を交換したことが無くすこぶる調子が良いです。
新たに欲しいクルマが出てこないので、動く限り買い換えずに乗り続けます。